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過去の記憶は良くも悪くも淘汰されて鮮明に残る。



もう思い出せない言葉もあれば思い出せる言葉もあって、想いはきっとふと香りを感じた時に思い出すけれど段々と薄れていく。


体に力が入らない。全ての痛みが腹部に集中してるような気がする。捨てる事は簡単かもしれないけれど、記憶が多ければ多いほど丁重に捨てたくなる。


結果は同じだとしても。



今後関わらなければならない訳でもないし、関わろうと思ってすらいない。それなのに、記憶が邪魔をして、もちろん愛は無いけど嫌いにもなれず好きにもなれない。関わりたく無い訳でも関わりたい訳でも無い。


ただ、解放されたい。



酷く自己中心的な感情だ。閉じられたエレベーターがいつまでも開かなければ良い。それが誰に対してとかではなく感情や想いから解放されたいのだと思う。



自分という殻に閉じ込められている。生きている事がもはや束縛だと言う考え方がある。死んだ時始めて人間は解放されるのだと。



死にたいとは思わないが解放はされたい。肉体がなければ痛みはない。



腕とか足とかフワッとする。貧血気味なのかもしれないし痩せたおかげの軽さかもしれない。もしくは全神経が腹部にあるからかもしれない。



終わったら思いっきりはしゃぎたいし叫びたいし広い場所へ行きたい。